こんにちは。
6月17日(木)晴れ。福岡県那珂川市片縄北で上棟を執り行いました。
それではレポートをはじめます。


作業を始める前に、建物の四方をお塩、お神酒で清める「四方固め」をして、工事が無事に終えられるように、棟梁がおこないます。今回はお施主様もご出席いただき、棟梁とお施主様でおこないました。


朝礼もお施主様にご参加いただき一言いただきました。
工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念して乾杯します。


いよいよ上棟作業がスタート。柱を所定の位置に立てていきます。

柱が立て終わると、続いて梁や胴差しと呼ばれる横架材の設置が始まります。

クレーンで持ち上げ、「かけや」と呼ばれる木槌で打ち込みます。

骨組みの木材は基本的に釘ではなく、金物で留められています。金物を締め込むと、隙間なくぴったりと連結されます。

大工職人さんの役割分担によって、あっという間に梁の設置まで完了しました。


梁の設置が終わると、「建て入れ直し」という作業に移ります。
床柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を巻き付け、垂直になっているかミリ単位で確認していきます。少しでもずれている場合は「屋起こし器」で調整します。


すべての柱が垂直になったため、金物で固定します。

金物は「羽子板ボルト」という金物を使用します。


金物を固定し終わると、今度はガンで釘を打ち込み、固定し、合板を貼るために墨出しへ進めます。


続いて2階の床を貼っていきます。板には番号が記載されていて、作業がしやすくなっています。並べ終わると、ガンで丁寧に固定します。


1階と同様、大工職人さん達が手際良く所定の位置に柱を運んでいき、梁や胴差といった横架材の取り付けをおこないます。


1階同様、2階の柱の「建て入れ直し」をおこないます。「下げ振り棒」で垂直になっているかを確認し、目視でも確認して固定します。

改めて説明しますと、床柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を巻き付け、垂直になっているかミリ単位で確認していきます。少しでもずれている場合は「屋起こし器」で調整します。


1階同様、柱の水平がとれたので羽子板ボルトという金物で固定し、小屋束に母屋と呼ばれる横架材を渡して棟木を取り付けます。


作業は一旦ストップし、お昼休憩です。お施主様がご用意していただいたお弁当をいただきます。
棟梁のご紹介やお施主様からひと言ご挨拶をいただきました。

休憩中に工務と大工さんで午後の作業について打合せをおこなっています。


昼休憩が終わり、小屋束に母屋と呼ばれる横架材を渡して棟木を取り付ける作業から再開します。


一番高いところの母屋を「棟木」といい、棟木が取り付けられた時点で「上棟」となります。上棟時に一番楽しみな瞬間が、棟木が取り付ける瞬間と言っても過言ではありません。


一方、こちらは一階の屋根部分(下屋)です。こちらも同じように小屋束に母屋と呼ばれる横架材を渡して棟木を取り付けています。


屋根束と棟木をとめる「かすがい」という金物を打ち込んで固定します。

小屋束、屋根束をかすがいで固定し、振れ止めを設置します。続いて、垂木をつけるための墨出しをおこないます。

仮止めをしながら水平器で水平を確認します。

またもや「今よ!」とシャッターチャンスまで教えて下さる、コバヤンこと小林大工。今回も写真集をねだられました(笑)


水平が取れ、屋根の垂木を取り付け作業です。
垂木は専用のビス「タルキック」を使って固定します。

下屋部分も母屋の作業が終わり、垂木を取り付けています。


垂木の取り付けの次は面材を張り付けます。下から固定して張り付けていきます。

作業中に加工しながら作業を進めます。


面材を張り付けた後、断熱材のキュウワンボードを貼るために墨出しをして、断熱材の取り付けに進みます。屋根形状に合わせて断熱材を加工して設置します。

ミリ単位で採寸し、隙間なく設置します。

接合部は気密テープを貼って隙間をなくします。断熱材はアルミ箔が貼られているため、遮熱効果があります。しかし、取り付けるときは照り返しが眩しくてつらい瞬間なのですが、今日の作業中は雲が出てきて眩しくありませんでした。

断熱材の上に通気胴縁を取り付けるための墨出しをおこないます。


続いて通気胴縁の設置をおこない、さらに野地板を貼っていきます。通気胴縁は「パネリードⅡ」という専用のビスを使用します。


下屋部分です。こちらも面材と断熱材の取り付けの様子です。


通気胴縁の施工が終わり、野地板を張ります。
野地板を敷いていく人、釘打器で留めていく人、墨出しをする人などと役割分担をして効率よく作業を進めます。

面材を貼り終わると、大工さんの作業は終わりです。本日は作業に時間が掛かったため、屋根一面に防水シートを張る防水工事は後日になります。


上棟完了後の外観です。明日の天気予報が雨だったため、雨が降り込まないように養生しています。


内部の様子です。


お施主様より地鎮祭のときに神主さんからいただいた「上棟札」を棟梁の桐谷大工に渡していただきました。

なんと、お施主様から職人全員へプレゼントをいただきました。私共社員にもご用意いただき、大変嬉しい限りです!


以上で、今回のリポートを終わります。
今後とも末永いお付き合いを宜しくお願い致します。
次回のレポートもお楽しみに!

現場レポート | 福岡県那珂川市片縄北M様邸