みなさまこんにちは!スローライフ住宅設計Web担当の松尾です。今回も住宅関係の知識があまりない建築業ど素人の私が、トクラスショールーム福岡さんの見学レポートをお伝えします!

前回に引き続きご紹介するのはキッチンです。

今回トクラスショールーム福岡さんの担当・林さんにご案内していただいたキッチンは、前回ご紹介した「Bb」シリーズの標準装備に加え、色や質感の選択肢がさらに広がり、人気のアイランド型にもできるという、こだわりのキッチンをプランニングできる「Berry」シリーズと、料理をする人のことを考えてアイディアを織り込まれた、料理研究家の栗原はるみさんとトクラスのコラボキッチン「harumi’s kitchen」です。

人造大理石「テノール」カウンターについて

国内初の人造大理石のキッチンカウンターを商品化したトクラスは、その後も品質改良を加えて、「Bb」でご紹介した人造大理石「クラストン」を開発しました。

「Berry」では、その「クラストン」と、さらに開発が進んだ新質感人造大理石「テノール」を選択することが可能になっています。

テノールの質感と色

ショールームには「Berry」で選択が可能な「テノール」の質感を思う存分堪能できるように展示してあります。同じ人造大理石とは思えないほど見た目も手触りも重厚感があり、素人の私でもひと目でその違いがわかりました!

ベースとなる人造大理石に職人さんが一つひとつ特殊な塗装技術で加工しているそうです。それによって深みのある濃色やグラデーション表現、エンボス調仕上げといった、伝統の技術と現代美意識が融合する高品位な美しさを湛えるキッチンを作れるなんて嬉しいですね。

「テノール」のカウンターカラーはアイアンブラック、フレークシルバー、ソルティホワイト、バーストブラウンの4色。林さんのイチオシは釉薬を使わずに高温で焼成した、焼き締め陶の風合いが表現された渋いバーストブラウンでした。グラデーションがいい味だしてます。和風のシックなスタイルにハマりそう!

テノール展示コーナー。左からバーストブラウン・フレークシルバー・アイアンブラック・ソルティホワイト。色だけではなく、触り心地や見る角度・光の当たり具合で変わる繊細な色味もぜひ現地で確認してみてください!

そんな「テノール」のカウンターカラーに合わせて選べるシンクの色は、グレー、シックベージュ、ホワイトの3色です。ちなみに「Berry」で「クラストン」を選択すると、カウンターカラーは10色から選べます。より好みの色でキッチンを彩ることができますね。

機能

「タフエンボスコート層」という硬質な無機粒子を含有した特殊な配合の樹脂を塗布・加熱することで作られた人造大理石「テノール」のキッチンカウンターは、耐傷性・耐汚染性がより向上しているそうです。「クラストン」と同様に衝撃や汚れ、熱に強いという機能はもちろんのことですが、「テノール」は更に上をいきます。

うっかり頭上のウォールキャビネットから缶詰を落としてしまっても割れない耐久性と厚みがあり、汚れが染み込みにくいため水拭きだけで清潔に保て、表面硬度の高さとエンボス加工で傷つきにくく、またうっかり350℃に空焼きしたフライパンを10分間放置しても大丈夫という高機能を備えているんです。

もちろんキッチンとシンクの段差や隙間がないシームレス結合なので、お手入れ簡単!I型のキッチンカウンターであれば、カウンター手前に水返しやバックガードを設けることができるので、液垂れでカウンター下の収納を汚してしまうことも軽減できます。 

栗原はるみコラボキッチン「harumi’s kitchen」

いきなりですが、皆様は料理研究家・栗原はるみさんをご存知でしょうか?

お料理やグルメが趣味の方は、身体に良い料理を提供する飲食店やコンビニスイーツなどをプロデュースされているのでご存知の方も多いと思いますが、ベストセラーのレシピ本で撮影に使われた食器類なども普段からご自宅で使われているものが使用されていたり、簡単でおいしく再現性の高い料理を紹介されていたりで主婦から一人暮らしの方まで、その人柄や暮らしぶりも含めて人気なのです!

そんな栗原はるみさんとトクラスがコラボしたのが「harumi’s kitchen」です。

特筆すべきはやはりワークトップワゴンでしょう。はるみさんのキッチンの魅力を象徴しています。
このワゴンの天板はクラストン仕様。上でパンを捏ねるもよし、出来上がった料理を盛りつけたり運ぶのもよし。掃除もしやすく収納力も抜群です!

ワゴンを使わない時はカウンター下にピッタリ納まるので邪魔になりません。盛り付けの時やコンロから鍋を一時退避させたい時に追加で作業スペースを確保できてすっごく便利そう!と思いました。
シリーズの食器棚もオシャレで使いやすそうでした!

ネイビーの差し色が利いた真っ白なカラーリングもはるみさんのセンスを感じさせます。ずっとキッチンにいるような料理好きの方のための嬉しい仕様なので、またトクラスショールーム福岡さんにお邪魔させていただく機会があればじっくり堪能したいです!

まとめ

スローライフ住宅設計で最初にお客様へご提案するスタンダードキッチン「Bb」シリーズから、「Berry」シリーズ、コラボキッチンの「harumi’s kitchen」とトクラスのキッチンについて林さんに案内してもらいました。

他にもウィズコロナで重宝される、非接触で水が出てくる浄水器やビルトインの最新機器も体験したり、「Berry」シリーズで選べる114色のキッチンのカラーリングサンプルや人造大理石のプレートをさわりまくったりして、キッチンをプランニングする施主様もこんな感じなのかなと楽しんできました。

「Berry」シリーズといえば、 I型のキッチンカウンターをお伝えましたが、ラウンド型、L型などのキッチンカウンターも展示してあります。特にL型はシンクもL型で、その使い勝手のよさがイメージできてとても気に入ってしまいました。今後お家を作る機会があるなら私は絶対に選択肢に必ず入れると思います!やはりこういったフィーリングが合うかどうかはショールームに見学にこないとわからないですね。

個人的に今回トクラスのキッチンで一番気になったのはこのL型シンク。画像の左側と奧側で作業が可能なので、夫婦もしくは子供と一緒に家事ができて作業が捗りそう!フライパンの持ち手の部分まで余裕で入り切るサイズ感なのも気に入りました!

ミリ単位で好みにカスタマイズできるシンクやコンロの位置、カウンターの奥まで無駄なく使える多彩なアイテムなど、私のレポートでは魅力を全て語りきれていないので、ぜひトクラスショールーム福岡さんに予約して実際に見学してみてください!


トクラスキッチン後編のレポートは以上です。
次回はトクラスのバスルームについてレポートしますのでお楽しみに!


※トクラスキッチンBbの詳しい製品情報は下記のトクラス公式サイトオンラインカタログお近くのショールームでご確認ください。

トクラスショールーム福岡

住所〒812-0042 福岡県福岡市博多区豊1丁目9−13
営業時間10:00〜17:00
定休日毎週火曜日・水曜日
アクセス電車でご来場の方
地下鉄空港線「東比恵」駅より徒歩15分
西鉄バス「豊1丁目」下車徒歩5分
お車でご来場の方
福岡都市高速半道橋ランプより車で5分。
博多駅東ランプより車で5分。
公式サイトhttps://www.toclas.co.jp/
予約ページhttps://www.toclas.co.jp/showroom/fukuoka/index.html