みなさまこんにちは!スローライフ住宅設計Web担当の松尾です。
前回に引き続き「パナソニックショウルーム福岡」さんの見学レポートをお伝えしていきます。

今回ご紹介するのはインテリア建材「VERITIS(ベリティス)」のドアです。

スローライフ住宅設計の標準装備のため、弊社の現場レポート竣工記事でもよくお目見えするドア。営業の楠原さんに意気揚々と現物を見せながら説明していただいて、興味津々でいろいろ質問していたら、ノリノリで答えていただけたので時間を忘れて聞き入ってしまいました(そして時間オーバーしました💦)

高さなどのサイズからデザイン性まで多彩なので、ショウルームで実物を触れると、家づくりを考えているわけではない方もリフォームしたくなってしまうのではないでしょうか。

VERITIS(ベリティス)の特徴

2022年2月28日に7年10ケ月ぶりのリニューアルを行ったパナソニック主力のインテリア建材「VERITIS(ベリティス)」。

おうち時間を大切にしたい方が増えている昨今、リビングにこだわりたい方が多数いらっしゃることがパナソニックさんの調査でわかっています。それを叶える入り口となるのがベリティスのドアです。

多彩な色柄デザインの組み合わせと、きれいで長持ちする機能性、誰でも使いやすい独自のユニバーサルデザインでお施主様の理想を叶えてくれるはず!

多彩な組み合わせ

従来は特定のデザインしか選択できない色柄があり、お客様の理想にお応えできないこともありました。しかし、新しい「VERITIS(ベリティス)」はライフスタイルに合わせて58種類のデザインと全16の色柄を思いのままに827通りの組み合わせを選ぶことができ、営業の楠原さんもご案内がしやすくなったとのこと。

「このシリーズだったらこの色・デザインは使えない」といったことがなく、お施主様が感覚で選べるレベルで業界最多の色柄とデザインの組み合わせが可能です。

縦横サイズも豊富

パナソニックさんはいろいろな「特注」に対応することができる、対応力も特徴としています。

ドアも従来標準の高さ2035mmまでだったのが、リニューアル後は枠外側の高さ最大2700mmまで業界で初めて対応可能となり、天井までぴたっと合わせることができるようになりました。

また、引き戸、片引のドアの横幅も1645mm、高さ2035mmという標準の幅、高さから、2073mmの幅と2500mmの高さという一般的な住宅でいうパーテーション・間仕切りに使えるほどのサイズを選べます。「VERITIS(ベリティス)」のシリーズだけで空間のまとまりまで作ってしまうことができるのです。

おしゃれなショップのようなインテリアを目指すのお施主様がよくチョイスされるのだとか。

3つのレーベル

ナチュラルな「スタンダードレーベル」、自分好みのテイストをカスタムできる「クラフトレーベル」、こだわりの部屋をさらに上質にする「プラスレーベル」と3種類のレーベルがあります。それぞれにオプションカラーがあるので、さらに魅力的にカスタム可能です。

スタンダードレーベルの特徴

スローライフ住宅設計でお客様に最初に提案する「スタンダードレーベル」。シンプルなデザインで幅広いスタイルにフィットします。もちろん多彩なオプションカラーも用意されているので、組み合わせによって新鮮なコーディネートが可能です。

クラフトレーベルの特徴

インダストリアル(工業的)インテリアにも合い、枠組みを作ったようなデザインの「クラフトレーベル」。空間の雰囲気に合わせてハンドルやプレートを取り付けたり好きな色に塗ったりと、アレンジやカスタムで好みのテイストを叶えることができます。

プラスレーベルの特徴

全面ガラスの引き戸など都会的でシャープなインテリアに合うスタイルが叶う「プラスレーベル」。存在感が際立つ洗練されたミニマルデザインのスタイリッシュなハイドアが、お部屋をさらに品格ある美しい印象にしてくれます。スローライフ住宅設計では、リビングのドアは「プラスレーベル」を標準装備にしています。

細部までこだわってカスタム可能!

存在感のあるハンドルや、採光を楽しむガラス、ドア枠の色など細かいところまでこだわってドアづくりができます。

ハンドル

シンプルなものからアンティーク調などさまざまな色や形にこだわっておしゃれなドアにできます。メッキや塗装、素材によって耐久性も違いますが、カンタンに取り替えが可能なので、耐久性よりデザインを重視されるお施主様も少なくないのだとか。

そしてパナソニックさんが今力を入れていると伺ったのが「抗ウイルス」「抗菌」。コロナ禍という背景によってLDKやトイレ、洗面のドアで選ばれる傾向が増えてきたオプションだそうです。あとから取り替えできることもメリットが大きいですね。

ガラス

採光のためのガラスもドアのデザインや家具に合わせてデザインや透明度を変えることが可能です。チェックやモール柄のガラス、スモーク調やブロンズ調といった半透明の合わせガラスなど変化をつけるだけでもドアやお部屋への印象が全く違ってくるでしょう。

好きな色にペイント可能!

「ワイルドオーク」のドアは自分の好きな色を塗ってアレンジをすることができます。営業の楠原さんのお話によると、完成の記念にお子さんの手形を残されるお施主様もいらっしゃるのだとか。

また、一見壁にしか見えない黒板塗料で覆ったドアを間仕切りにして、習い事の教室と書斎を作るお施主様もいらっしゃって、メーカー側が思いも寄らないアイディアでオリジナルの家づくりが可能であることも教えていただきました。

メーカーの建具を自分で塗装することができるのはなかなかありませんよね。お施主様自ら塗ることはもちろん、スローライフ住宅設計では職人さんに別途依頼して好きな色に塗ってもらうことも可能です。

ドアとドア枠の色を揃えることも可能

ドアや壁紙の色柄選びにこだわるあまり、ドア枠の色を忘れていたというお施主様はいらっしゃるようです。仕上がりをみてドアと壁紙の間にドア枠の線が入り、収まりが悪いとショックを受けるケースもあるのだとか。

ドアとドア枠の色が揃うとスッキリした印象で、お好みの空間をつくることができるようになります。建具とドアの色が選べるメーカーはほとんどなく、ドア枠が白になってしまうことがほとんど。
「ベリティス」ではドアとドア枠の色を揃えることも好きな色を選ぶこともできます。

こういう微妙なニュアンスグレーでもきちんとドアとドア枠の色を揃えられるのいいですよね。

こぼれ話

実際に完成したお宅へお邪魔したエピソードや実際の接客の際に感じたことなど、ドアの話だけでも営業の楠原さんのパナソニック愛あふれるトークを楽しむことができました!

パナソニックにしか出せないニュアンスの白

アイボリーがかった「しっくいホワイト」は、他のメーカーがなかなか出せない色で、クロスと圧倒的になじみやすく、テカリがほぼなく、白なのに光の反射をほとんど感じず目に優しいという特徴があります。

スローライフ住宅設計で建てる家では床下エアコンを隠すための扉によく使われています。

また同じくナチュラルな白で木目の濃淡が違う「ホワイトアッシュ」「ホワイトオーク」も「しっくいホワイト」と同様人気の落ちない白なのだそう。

パナソニックならではの色違いドア

クロスとの色合いを含めても建具の色は2色以上になると煩雑になってしまうのだそうです。そういった中でもパナソニックならではの他のメーカーにない色合いのドアをご紹介いただきました。

 

なんと表裏色違いで、ドアの断面を見ると真ん中で色が別れているのです!しかもドアだけでなくドア枠も真ん中から色を分けられるそう。この発想はなかった!

営業の楠原さんが民泊に納品したエピソードで、廊下側は「しっくいホワイト」で統一し、部屋側は8室全室色を変えてカラフルに設定。それぞれの色に合わせたインテリアの部屋にされたのだとか。色の選択肢が広がりますね!

色→デザインの順で選べる

従来の建具は、デザイン毎にチョイスできる色が違ったり限定色があるため、デザインを決めてから色を決めるというのが通常。しかし新しい「ベリティス」からは、色を決めてた後でもデザインを決められるので、特に色を重視するお施主様にはありがたい仕様だと思います。

クロスや建具の色がきまってからドアのデザインを決めるという、打ち合わせの順番や方法も変わってきたとおっしゃってました。

まとめ

広々とした建具コーナーで実物のドアを見せていただきながら新しい「ベリティス」の案内をしていただきました。

水回りと一緒に建具の展示をされているのは、パナソニックさんともう1社くらいしかないということで、家づくりの全体的なコーディネートを考えながら建具を決めることができるのはお施主様としてもイメージができやすいですよね。

デザインと色の組み合わせの選択肢が多く、それ以外でも自分で色を塗ったり手形を残したりすることができるため、より自分の理想にぴったりでオリジナリティもあるドアを選択することができるでしょう。

営業の楠原さんが実際に携わったお施主様のエピソードを交えてのお話を、ベースとなるドアを実際に見ながらお話してもらえたのでとてもわかりやすく、面白かったです。これは実際にショウルームを訪れないとできない体験なので、何度も足を運びたくなるな〜と思いました。

次回はベリティス後編ということで、ドア以外の内装や収納についてレポートします。
お楽しみに!😄


※Panasonicの詳しい製品情報は下記公式サイトWEBカタログでご確認ください

Panasonicショウルーム福岡

住所〒810-8530 福岡県福岡市中央区薬院3丁目1−24
営業時間10:00〜17:00
定休日毎週水曜日(但し、祝日は開館)、GW、夏季、年末年始
アクセス電車でご来場の方
西鉄薬院駅より徒歩1分・福岡市営地下鉄薬院駅より徒歩1分
お車でご来場の方
博多駅より車で10分
駐車場あり(無料) 25台
※満車の場合は近隣の契約駐車場をご案内し、お帰りの際サービス券を発行
公式サイトhttps://sumai.panasonic.jp/
予約ページhttps://sumai.panasonic.jp/sr/fukuoka/try_raijyo.html