本当の建物価格

一般的な住宅の見積もりを出す場合、「材料費」「労務費」「管理費」3項目の合計が建物価格になります。この3項目にかける金額の比率は見積もりを出す会社によって異なるため、大きな差額が発生します。下の図がその一例です。

大手・中堅のハウスメーカーは、材料の規格化・大量仕入れ及び合理化工法等によって、材料費や労務費は徹底的にコストを抑えていますが、そのかわり莫大な“管理費”がかかっています。
私たちスローライフ住宅設計では高性能の家を少しでも安くお客様に提供するために、こういった費用をかけない家づくりを提案しています。
適正な価格の家づくりにご興味がある方は、ぜひ一度スローライフ住宅設計にご相談ください。
管理費の一例
- 住宅展示場の莫大な維持費
- テレビや雑誌の広告費
- 営業マンの給料や歩合
- 社長や役員への高額な報酬
- 展示場来場者への豪華なパンフレットやお土産
- 契約しないお客様にも施す模型製作などのサービス
坪単価のからくり
坪単価は「建築費」÷「面積」で算出するのですが、実はこの「建築費」と「面積」には明確な定義ありません。住宅会社がそれぞれの基準で定義できるため、お客様に坪単価を安く見せかけるために「安く表現した建築費」÷「広く表現した面積」で「安く算出された坪単価」を出す会社も存在します。



坪単価で家の価格を判断する方もいますが、坪単価は数字のトリックを使うことができる数値ということを念頭に置き、あまり惑わされないようにしましょう。
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