家を建てようと思われたきっかけを教えてください

奥様:実家が古くなったからですね。あと父の年齢が高齢になったのもあって、同居を考え始めました。


ご主人:5年前くらいから考え始めて、建て替えを考えだしたのは2年前かな。

スローライフを知った経緯と、選んだ決め手は何ですか?

奥様:実家を菅田さん(スローライフ住宅設計で棟梁をしてもらっていた大工さんです)に建ててもらったのですが、建て替えを考えはじめて「どこかいいところない?」と菅田さんに相談しました。それまでもいろいろ住宅展示場など他社さんも見に行ってたんです。その中の1社で契約間近だったけど、対応に不安があり菅田さんに相談しました。そこで「いい家を作ってるよ、会社が家から近いし一度話を聞いてみたら?」とスローライフさんを教えてもらって、話を聞きにいきました。

スタッフ:スローライフの第一印象は?


奥様:モデルハウスでお話しを聞いたのですが、室温に驚きました。すべてが均一の温度で。夏場に行ったからか、2階はちょっと暑く感じましたけど快適でとても驚きました。

前に住んでいた住居で、不満に感じていたところなどありますか?

奥様:結露ですね。築年が古いのもあるのですが、部屋と部屋の温度差がすごかった。カーテンにカビが生えていた。


ご主人:お風呂が寒いのと冬場の洗濯の部屋干しのときに生乾きだったり、匂いがついたりしていたのが不満でしたね。

全館空調システム、家の機能性についての感想を教えてください

ご主人:冬は暖房をつけなくても快適で、気にならなかった。前の家が部屋の中で朝起きたら一桁台の室温だったから、それに慣れていたせいもありますね。


奥様:前の家では外の方が暖かく感じたりしてね(笑)


ご主人:それもあったから余計に快適に感じたと思う。暖房をつけなくても布団をそんなに重ねなくてもいいので。

スタッフ:夏場の調整はうまくできましたか?


奥様:電気代が高くて驚きました。エアコンをつけたり消したりしてたからかな?調整がうまくできてないのかな?使い方?


ご主人:一番高い時で2.9万円くらいになっていた。その時は、家にいないときもずっとつけっぱなしにすることに心理的な抵抗があって、つけたり消したりしていたのが原因かなとも思います。


スタッフ:24時間つけたままにすることで電気代は落ち着きましたか?


ご主人:つけっぱなしだからそれなりに上がりはするけど、一番高かった、つけたり消したりしてたときよりは安くなったと思います。

スタッフ:全館空調システムは、「年間を通して24度〜25度という快適な気温で過ごせますよ」というシステムです。使い方をきちんとすることで快適に過ごせますし、電気代も家の大きさ、エアコン数によって増減しますが年間平均1.1万円程度に収まります。その都度こちらからお客様にお伝えしつつ、お客様が快適に過ごせる設定・方法を1日、2日試してみるなどして見つけていくことが大切になります。例えば1階と2階のエアコンを使い分けてみるなどですね。

全館空調システムの家に住みはじめたときに、住み方やメンテナンス等で難しいと思ったことがあれば教えてください。

奥様:フィルター清掃のメッセージが出たらしている、という感じです。


スタッフ:ほこりの溜まり具合はどうですか?


奥様:キッチンが一番たまりますね。


ご主人:ほこりは・・・トイレはペーパーがあるから溜まりやすいですね。あと、脱衣所にもほこりがたまりやすいかな。

しっかり計画的に換気されているのがわかりますね。

スタッフ:外のフィルターは水洗いとかされていますか?簡単ですか?


ご主人:一手間はあるけど、水をかけて水が濁らなくなるまで洗って干すだけなので、そこまで手間ではないです。冬場は外に出てやるから寒くて億劫だけど夏場はそんなに苦ではないかな。


スタッフ:3ヶ月に1回ですからね。また、浄水器(ANOA)を付けられていますが、1年に1度のフィルター交換が推奨されています。交換はやってみていかがでしたか?


奥様:最初はしてもらったよね。


ご主人:俺がしたよ。マニュアル通りにやればいいからですね。

梅雨時期、夏場に室内で洗濯物を乾かした時の乾き具合は?

奥様:洗濯物は基本部屋干しですね。


ご主人:冬は若干乾きづらいかな。基本的には朝洗濯して室内干しするんですが、だいたい夕方には乾いていますね。

スタッフ:扇風機やサーキュレーターの風を当てると乾きやすいのですが、使われていますか?


奥様:いいえ。


ご主人:扇風機というより、吹き抜けのファンが回ると乾きも早い気がします。

スタッフ:吹き抜けのファンも効果的ですが、扇風機やサーキュレーターを利用することで早く乾きますので、ぜひ試してみてください。

家の中でお気に入りの場所、こだわりなどありますか?

奥様:私はやっぱりキッチンですね。サンワカンパニーのタイルが気に入っています。広くて使いやすいです。イメージ通りに使えています。

ご主人:自分の部屋ですね。


次女様:和室と子ども部屋です。


長女様:自分の部屋やニッチが気に入っています。


奥様:当初は2階を一部屋にして、子ども部屋をつくる予定はなかったのですが、社長さんにあった方が良いとアドバイスもらって。作ってよかったです。和室の奥にも収納を作ってもらっていて扱いやすいです。

家づくりで苦労した点はどこですか?

奥様:トイレと洗面とお風呂の場所の間取りがずっと納得いかなかったんですね。他社さんで検討している時もずっと満足いく間取りじゃなかったのですが、社長さんに描いてもらった図面でとても気に入った間取りができました。通路に手洗い場というのが思いつかなくて、そのアイデアがすごく良かったですね。


ご主人:そんなに苦労していないけど、図面と現実を立体的に想像するのがピンとこなくて苦労したというか・・・


奥様:模型が欲しかったよね(笑)


ご主人:まあそこまでは・・・模型は費用がかかるとか説明があったからしょうがないよね。

家を建てる前に考えていた予算と、実際にかかった費用の差はありますか?

奥様:あったよね。


ご主人:そうね、うん。


奥様:高い買い物なので、あとでこうしておけばよかったと思いたくなかったので、あまり控えてはないです。いろいろと注文したから上がりましたね。でも満足感の方が高いので後悔はないです。以前の家は寒かったので、父も快適に過ごしています。

こちらの家に住まわれてから、光熱費等の変化を教えてください。

奥様:前は父が同居しておらず、4人家族だったので高くても電気代だけで1.2〜1.3万円だった。大体みんなリビングに集まって過ごしていた。ここでは人数が増えたのもあるし、それぞれ各部屋で過ごすようになったので電気は使いますね。


ご主人:前の家でもオール電化だったけど灯油代がありました。今の家は一人増えたことと、家が広くなった分上がっていますね。

スローライフを選んでよかった点は?

奥様:床下エアコンが大きいですね。


ご主人:そうですね~、やはりそれが一番ウリでしょうから(笑)


奥様:間取りも気に入っています。動線がいいですよね。玄関から入ってパントリーがあって、キッチンに行ってお風呂場に行けるという。便利です。

スローライフの不満点、改善点はありますか?

奥様:やっぱり、菅田さんに大工をお願いできなかったのが大きいですね。菅田さんを通してお願いしたので、菅田さんにお任せできると思っていたので残念でした。あとは間取りを決める上で模型までいかなくても、絵や立体図で欲しかったです。


ご主人:先ほどもお話ししましたが図面と現実を想像するのが苦労したので、大手でCMとか流している他社さんは3D画像の提供などをしているが、それがなかったのは残念だった。素人にはなかなか想像がつかないから、絵と現物を見てきた人と一緒に想像しろというのがなかなか難しい。


スタッフ:3Dの提案をおこなうことが今後の課題ですね。3D図面を作成するためには細かい箇所を決めないといけなく、安に出して

最後に、これからスローライフで家づくりをする方にアドバイスをお願いします。

奥様:より自分がしたいイメージを伝えられるように、希望の写真や雰囲気が伝わるものなど材料を集めておいた方が良いと思います。


ご主人:事前の準備というか、希望をできるだけたくさん具体的に伝えられたら打合せもスムーズに行くのではないかと思います。その場の思いつきで伝えるとお互い大変だろうし。後から変更になることはあるでしょうけれど、事前にしっかり希望を具体的に伝えられるようにしておいた方が良いかと思います。

スタッフ:昨年から二世帯住宅を建てるお客様が増えているのですが、実際に二世帯以上で住まわれているということで図面などの意見を伺いたいです。


奥様:うちは玄関もキッチンもひとつだし、完全に二世帯住宅ではなく同居なんで参考になるかわかりませんが、父専用の洗濯機を父の部屋に設置しました。


スタッフ:奥様側のお父様との同居ということで、家造りについて配慮した点などはありますか?


ご主人様:意識したのはトイレとお風呂が近いところかな。玄関の高さとか。


奥様:玄関の外の階段で手すりをつけた方がよかったかな。父が躓いてしまったので。


スタッフ:いざ住んでみたら想像したのと違ったことなどありますか。


奥様:良い方には変わったと思います。ただ、ベッドなどを置いたときに部屋が思っていたより狭く感じました。


ご主人:家づくりをしていたときは長女が1階で一緒に寝る予定だったのが、もう2階の自分の部屋で寝るようになってしまいました。

スタッフ:計画中はその場、その年代で考えがちですが、子供も成長するし将来のことも考えて家づくりを計画することも大事かもしれませんね。

こだわりの間取りから家族の存在をしっかりと感じられるM様邸。

玄関を開けて左手に進むとパントリーからのキッチン。直進するとリビングと便利な2way玄関となっています。

奥様お気に入りのキッチンは広くスタイリッシュな空間。対するリビングは木のぬくもりを感じるリラックスできる雰囲気で、お子さんたちも続きの和室で遊んだり勉強したりしてすごしているそうです。

ご夫婦とともに思春期のお子様とお父様とご家族の絆を育む家となっていることが感じられました。

インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!

M様邸で採用された設備等は現場レポートでも詳しく紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。

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