テレワークと家事・育児の両立が叶うこだわりの家事導線の家

ご主人：以前住んでいたところが築年数35年ほどの持ちマンションで、古くてリノベーションをしていましたが、断熱性能が悪く、結露もすごくてカビもすごかったんです。寝室の窓枠もカビが生えていて、子どもがいますし環境としてもよくないなと。マンションだと窓ガラスなどの設備で変えたいところが変えられないという制約があったので、何十年もこれから住むのに厳しいかなという話はしていました。
マンションの総会や理事会等に参加するのもわずわらしかったですし、改修も自分の考えでできるわけではないし、あとは耐震基準改善前に建てられたマンションだから将来の不安がありました。このまま住み続けるのであれば、売れる時に売って家を建てようかなと思ったのがきっかけですね。

スタッフ：新築のマンションではなく、新築の戸建てにしようと思ったのはなぜでしょうか。

ご主人：理事会とかの参加が煩わしかったこともありますが、子どもが小さいので、特に騒音問題ですね。結局マンションは新しくしても、よほどいいマンションじゃないと音の問題は問題は避けて通れないし、生活音についていちいち子どもに注意したくはなかったので、戸建にしようと思いました。

ご主人：同じく家づくりをしていた知人の紹介。家づくりの情報交換をしていた際に、スローライフさんを紹介してもらいました。

実はスローライフさんから性能の説明を受ける直前に、別のハウスメーカーさん、工務店さんが建てた家を見せてもらいにいったのです。そこで施工が雑な部分があって。もうちょっとちゃんと施工してほしいなと思っていたところにスローライフさんのモデルハウスを見せてもらって、屋根裏とか見えないところや、気になっていたところもきちんと施工されてたのでこれは信頼できると感じました。説明も丁寧でしたし、選ばせてもらいました。

スタッフ：先程お話いただいた通り、古くて設備が悪く、断熱性能が悪くて結露やカビが多いというところですね。

ご主人：その中でも音問題が一番大きいですね。 子どもの騒いでいる音がうるさいと、管理会社経由で苦情として伝えられました。 そんなに騒いでいる意識はなかったのですが、結局古いので壁が薄いんですよね。防音対策もできてなくて。

ご主人：最高です！

奥様：うん、最高だよね。

ご主人：快適ですね。建ててよかったと思いました。

奥様：夏は帰ってきたら涼しいし、冬も暖かくて寒さを感じないし。

スタッフ：エアコンが効きにくい部屋とかありますか。

ご主人：書斎は仕事で使っているパソコンの熱で室内温度が高くなったりしますが、そこはドアを開けて調整してますね。

スタッフ：断熱以外の防音性などはどうですか。

ご主人：ダクトを通して音が聞こえます。家族の声とか。外からの音は聞こえないですね。唯一、大雨のときのガルバ（ガルバニウム鋼板）に当たる雨の音が気になる。あとは吹き抜けなので、声がよく通ります。それはわかっていたことなのでいいのですが。

スタッフ：奥様の作業部屋を防音室にされたのはいかがですか。

奥様：そうですね。音はもれないけれど、ダクトを通して聞こえているのかも。普通に作業している分には問題ないです。

ご主人：室内は基本的に僕が掃除していて、1度掃除して面倒と思ったので4ヶ月ほどでフィルターを取り替えたんで、メンテナンスの頻度的には少ないです。外のフィルターは掃除をしていますが、最近虫をカバーするのを付けて、そのあとホコリやゴミを払って、水洗いを一度しました。汚れがひどかったのでそのときに外のフィルターも買い替えました。 快適に過ごせてますし、メンテナンスで煩わしいと感じたことはないですね。

奥様：室内で洗濯物を干すことが多いです。すぐ乾きます。思っていたよりもだいぶ早く乾きますね。夜に洗濯をして干して、朝起きたらだいたい乾いてます。干す場所とかで乾きが悪いとかもないです。

ご主人：空気を吸うダクトが近いからかな。

スタッフ：ランドリールームをつくられましたか？

奥様：ランドリールームというか、脱衣所に洗濯物を干せる場所を作りました。 サーキュレーターもつけたのですが、要らないですね。

ご主人：夏はお風呂上がりにサーキュレーターを自分に使ってます。

スタッフ：2階のエアコンは使っていますか？

ご主人：そうですね、冬は要らないですが、夏は使ってますね。 7月にはいって、気温が31〜32度を超えたら使ってます。

スタッフ：全館空調の家は基本的には年間通して24〜25度くらいで快適に過ごせるものなのですが、外気温が35度超えたら、どうしても2階、小屋裏部屋は1階との温度差が2〜3度を超えてしまいます。そのため、真夏日で35度を超える日には補助エアコンを25度設定で弱運転か自動運転で稼働させることで快適に過ごせますので、使用することをオススメしています。

ご主人：キッチンだね。料理のしやすさは格段にあがりました。注文住宅の良さを活かして、最小限の動きで作れるように配置したので。レパートリーも日々増えてます。

奥様：バーベキューができる場所に直接持っていけるので便利で楽ですね。

ご主人：考えて作ってもらったので、導線がいいです。

奥様：私は洗面所ですかね。

ご主人：家事の役割分担してるからそうなるよね。

奥様：広めに作ったのでとても動きやすい。以前は狭くてぎゅうぎゅうだったけれど、今は子どもたちも並んで歯磨きとかしてますからね。

スタッフ：作業される防音室について伺いたいのですが、防音仕様や効果はいかがですか？

奥様：天井と壁全体は室内の壁を2重にして遮音シートを貼ってもらい、ダブル断熱で使用している充填断熱材を壁の中にしてもらって遮音性を高めてもらいました。ドアは防音性能がない普通の室内ドアですね。仕事でミーティングをしているときにドアを閉めると、部屋の中は外の音が遮断されます。遮音効果は相当あります。あとはドアの隙間を自作ですがスポンジで覆って音漏れを防ぐ工夫をしています。

奥様：土地は難しかったような気がする。

ご主人：土地探しは難しかったですね。自分たちで探してもこれっていうのがなくて、この土地もハウスメーカーから紹介された土地だったのですが、自分たちのドンピシャ条件にあったというのがありました。探すのは苦労しましたね。 設計のところですが、社長の西川さんと話し合いながらしたので、ちょうどいい塩梅で落ち着いたと思います。あとは引渡し日ギリギリの中、キッチンとレンジフードの設置位置を中心から出る部分を1センチ単位でずらしてもらいました。ずらしてもらってだいぶ違って動きやすくなりました。

ご主人：内装のこととか。素材を選ぶときは苦労しました。 なかなか自分の好みを決め切れなかったので、決定するまで長引いてしまいました。 コーディネーターの方の趣味と自分たちのイメージが違うことがありますからね。

奥様：洗面台は細かく指示をだしました。洗面台を10センチ高さを変えるとか。

ご主人：めっちゃありました（笑）まず土地はもう仕方ないと思いました。諸経費で500万円ほどアップしましたね。 家はキッチンの奥行き50cmくらいほしくて床面積が広くなった分上がったことと、カーテンを電動にしたことが大きいですかね

奥様：でもそれでよかったと満足しています。

ご主人：カーテンは毎日開け締めすることを考えると、勝手に開閉してくれるからね。

ご主人：電気代の平均は1万1000〜1万2000円くらい。ものすごく高い時で2万円。今年の1月ですね。 前の家は電気代だけで2万円以上だった。そしてガス代も7千円くらいかかっていた。 今はガスも使っていないし、確実に１万円以上は下がっています。

ご主人：密にミーティングしてもらって説明も丁寧にしてもらった。納得できるまでお付き合いをしてもらって、疑問点はその場で解決していたのでよかったです。 素人なりに調べて提案したことを一旦受け止めてもらって、プラスアルファで提案してもらっていた。こんな相談を大きな工務店やハウスメーカーではよく思われなかったと思います。

奥様：こだわりがあるところはしっかりと受け入れてもらった。洗面所などこうしたいというイメージを伝えると、提案してもらったのがありがたかった。 タイルと洗面台もカーテンもショールームに一緒に見に行ってくれて、決められたのが助かりました。

奥様：スマートホーム的な提案ができたらいいのかな？

ご主人：そうでもないかな。 スローライフに限らないけど、予算が見えにくかった。結構、最後の最後まで結局いくらになるんだろうというのが見えてこなかった。途中経過でどのくらい予算になるか聞いてたけど、はっきりしなかった。 アフターメンテナンスもしっかりしてもらったし。

奥様：奥様：メンテナンス用の穴で下に潜るだけと思ってたのが、床下収納だったのがびっくりした。説明をちゃんと聞いていなかったのかもしれないけれど。これは不満点、改善点ではないですね。笑

ご主人：絞り出したいんだけど・・・うーーーん、ないかな・・・？

ご主人：結局、スローライフさんに丸投げじゃなくて、もらった情報は自分たちで調べてできるだけ理解しておくのが必要かなと思います。自分たちが10年、20年住むわけだからですね。 理解した上でスローライフさんと話し合っていかないと、思っていたのと違うということになっちゃうので、勉強は必要かなと思います。

奥様：そうだね。

ご主人：わからないことは素直にわからないと言った方がいいです。