家づくりのきっかけは?

実は今回が二度目の家づくり。前の家は建築条件付でお手頃価格だったが、建てた後は知らん顔。結露がひどくて、大失敗の家でした。だからいろいろとこだわりたかった。この土地は、西川さんと知り合った後にみつけた。これだけの家をつくって、資金計画は当初の予算通りでした。

具体的にこだわったところは?

奥様:とにかく可愛い家づくりを

ご主人:構造と断熱性能を!外断熱の本を読んでこれしかないと。夫婦でこだわるところが全く違ったので、結局はいい家になりました。

完成したときの印象は?

好きなように家づくりをした。とにかくかわいくて仕方がない。サッシと外張の遮音効果もあってとっても静かです。ピアノの音漏れの心配もありません。

住み心地は?

結露がまったくありません。カビもないので助かっています!唯一お風呂場が湯気で曇るくらい。洗濯物はほとんど部屋干しです。高気密の家は酸素を燃焼するストーブは使えないのでカーボンヒーターを使った。冬はほとんど1階のエアコンのみ。全体的に暖かいけど、めちゃくちゃ暖かいこともない。

つらかったのは、乾燥…!アロマ加湿器をつけてちょうどよかった。
(※西川:冬は、洗濯物の部屋干し・観葉側物、加湿器などを利用して乾燥対策が必要になります)

夏は今からだが、今の時期(6月)1階はエアコンでひんやりしているが、2階が少し暑い。
(※西川:夏は、2階のエアコンをメインで運転。それと天井扇も有効にするなどの対策で快適に過ごせます)

これから建設を考えている人へのアドバイスは?

まずはこの家を見て、かわいい家をつくってほしいかな。この家を見たら絶対に建てたくなると思います!家にこだわるなら、設計士、現場監督、大工さんとのコミュニケーションが大事だと思います。

福岡市東区の住宅地。
ストーン調の白い外壁に、アイアンの妻飾りとフラワーボックスがお洒落。
※奥様いわく、英国より取り寄せたローラアシュレイの壁紙は、施工が難しく価格も高いので、普通は敬遠されがち。だが、ここは剥がれやよれは一切なくきれいに仕上がっているとのこと。 造り付の木製キャビネットと奥のL型キッチン、及び造作材(ドア・巾木・枠材・廻縁・ケーシング)と家具の色合が統一され、それとホワイトのシャンデリアがいい雰囲気をかもしだしている。
木製キャビネットの中にはプリンターなど見せたくないものを。

約7帖の広いキッチンは、贅沢なアイランド+L型。
北海道でつくっているフルオーダーの木製キャビネット(ダイニングの収納キャビネット・洗面のキャビネットも)
洗面のカウンターのタイルが可愛い。
ボーダータイルがお洒落。輸入物の洗面ボウルと水栓も奥様のこだわり。
キッチン⇒収納⇒洗面⇒脱衣室⇒お風呂。この一直線の動線がいい。
2階に上ると、吹抜けに面した広いホール。アイアンの手摺が可愛い(これは西川設計士の提案)寝室もローラアシュレイ。娘さんの部屋はトイストーリー。どの部屋も可愛い!

インタビューにご協力していただき、ありがとうございました!