収納いっぱいの家事動線がいい家、将来の二世帯同居も考えた住まい

以前はアパートで、動く範囲が狭かったけど、今は小屋裏の３階まであるので、けっこういい運動になります。

以前の狭いアパートに比べたら暖かくて快適です。けれど家が広いのと吹抜けや大空間のせいで、少しひんやり感じることもあります。

両親はまだ元気なのですが、いざとなった時を想定しました。 広い床の間のある１０帖くらいの和室を、将来の両親の部屋に考えています。和室に隣接した家事室は納戸にもなります。

Ｌ型キッチンから勝手口・食品庫、そして洗面所から脱衣室という動線です。それと、洗濯機がある脱衣室から家事室を通って、サンルームに洗濯物を干します（雨の日も安心です）。乾いた洗濯物は家事室でたたみ、壁いっぱいの収納になおします。この収納は脱衣室からも両方から使えるので、すごく便利です。

いえこれは私のこだわりでした。西川さんに希望を言い、アドバイスを受けながらこういった動線と収納が実現しました。

数年前に新築した兄の家が西川さんの設計でした。設計の打合わせに最初から兄が入ってくれて、とても助かりました。西川さんにはいっぱい注文をだしました。最初は建売りの家でもいいかと思っていましたが、やはり注文建築にして本当に良かったです。

広い寝室もいいですね。造り付の本棚のある書斎に、広いウォークインクローゼット、そして物入れも！それとやはりリビングかな！ゆったりできて、ついソファーに。昼は子供と子供の友達に占領されています。

その次がキッチン。Ｌ型で広くカウンターの高さも自分に合わせてもらいました。 冷蔵庫や電化製品などのごちゃごちゃしたのが、リビングから死角になるのでスッキリ見えます。友達や娘とのみんなでつくるお菓子づくりなども楽しみです。何より窓を多くとってもらったので明るくて気に入っています。

ピアノスペースがダイニングの隅にいい具合にできました。高気密の防音効果のおかげで、朝から晩まで好きなときに弾けます。お隣にはほとんど聞こえてないと思います。

西川さんの提案でつくりました。高気密高断熱の家はどこも暖かいので、野菜や米・味噌、そして漬物の収納には不向きだとのことで、冬も夏も涼しい食品庫にと。 断熱層を区別して、冬は外気と同じで寒くして、夏も放射冷却現象で庫内をひんやりと保つ方法です。

友人や地域の人が集まりやすい場所で、お母さんたちは話に夢中になり、子供たちはワイワイ遊んで、学校関係や地域の情報交換の場に！食事などをおもてなしするのではなく、気軽に皆が持ち寄るというイメージです。

家も大きいから心もゆったりします。仕事から疲れて家に帰ってきたりすると満足のいく家建てれてよかったなと実感します。 張りが出て仕事も楽しく感じます。 仕事が終わったらすぐ帰宅するようになりました。飲み事も減りました（笑）。