こんにちは、2022年6月17日6月18日(土)晴れ。
本日は気密測定と断熱工事の様子をレポートしていきます。


気密測定をする場合、家の開口部(窓、エアコンの穴、給気口、排気口等)の施工を終えておこないます。
また、検査前に開口部に隙間がないか手をあてがい、空気の漏れがないか確認し、心配な個所にはウレタンフォームを吹き付けて念入りにチェックします。


気密検査とは

気密測定用の大きなファン(送風機)で建物内の空気を外に排気し、室内の気圧を測定します。高気密な住宅の場合、小さな隙間しか空いていないため、排気すると室内の気圧が低くなります。
隙間が少ない家は暖かい空気が外に逃げにくくなったり、夏に外部の蒸し暑い空気が家の中に入りにくくなり、エアコン効率が上がります。快適な家は気密性の高さから生まれます。


いよいよ気密検査スタート。
気密測定の専門家から説明があり、室内の空気を強制的に外部へ送り出し、負圧(ふあつ)します。
5分ほどで気密検査の結果「C値」が出ます。

C値とは

C値とは、隙間面積の割合を示す数値で、床面積1㎡当たりどれ位(何c㎡)の隙間があるかを示す数値です。
この値がゼロに近いほど隙間が少なく、気密性が高いことを意味します。
国の定めた高気密住宅のC値の基準は「5.0c㎡以下」ですが、スローライフ住宅設計の平均数値は「0.1~0.2c㎡/㎡」です。


測定が完了し、今回の測定結果も当社の平均的な数値「0.1〜0.2c㎡/㎡」が出て、この家の意図していない隙間は家全体でわずか「カードサイズの半分」という結果でした。


本日のレポートはここまで。
それでは、次回のレポートをお楽しみに。

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