こんにちは。
2022年5月14日(土)晴れ。福岡市東区04で上棟を執り行いました。今回はお施主様がご出席できないとのことで、工事の内容を中心にレポートをしていきます。


作業を始める前に、建物の四方をお塩、お神酒で清める「四方固め」をして、工事が無事に終えられるように、棟梁と現場監督がおこないます。


四方固めの最中、他の職人さんは目の前の海をバックに休憩中。
家の目の前が海というロケーションはとても魅力的です。


準備も終えて工事開始前に朝礼をおこない、工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念して乾杯します。


いよいよ上棟作業がスタート。柱を所定の位置に立てていきます。

柱が立て終わると、続いて梁や胴差しと呼ばれる横架材の設置が始まります。

クレーンで持ち上げ、「かけや」と呼ばれる木槌で打ち込みます。


骨組みの木材は基本的に釘ではなく、金物で留められています。金物を締め込むと、隙間なくぴったりと連結されます。


梁の設置が終わると、「建て入れ直し」という作業に移ります。
床柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を巻き付け、垂直になっているかミリ単位で確認していきます。少しでもずれている場合は「屋起こし器」で調整します。


すべての柱が垂直になったため、金物で固定します。


金物を固定し終わると、今度はガンで釘を打ち込み、固定し、合板を貼るために墨出しへ進めます。


続いて2階の床を貼っていきます。床材には番号が印字されていて作業がしやすくなっています。端から固定し全て並べ終わると、ガンで丁寧に固定します。


2階の床を貼り終わると、仮設の階段を取り付けます。
また、材料や面材をクレーンで上げていきます。


ここで、1階の壁材を貼るチームと2階部分をつくるチームに分かれます。2階に耐力面材を上げ、おろしながら設置していきます。耐力面材を壁に貼ることで地震にも強く、高い気密性の家を造ることができます。


1階と同様、大工職人さん達が手際良く所定の位置に柱を運んでいき、梁や胴差といった横架材の取り付けをおこないます。


1階同様、2階の柱の「建て入れ直し」をおこないます。「下げ振り棒」で垂直になっているかを確認し、目視でも確認して固定します。


1階同様、柱の水平がとれたので羽子板ボルトという金物で固定します。


小屋束に母屋と呼ばれる横架材を渡して棟木を取り付けます。


一番高いところの母屋を「棟木」といい、棟木が取り付けられた時点で「上棟」となります。上棟時に一番楽しみな瞬間が、棟木が取り付ける瞬間と言っても過言ではありません。


屋根束と棟木をとめる「かすがい」という金物を打ち込んで固定します。
シャッターチャンスを待っていると、西岡大工が手を止めてポーズを取ってくださいました笑


小屋束、屋根束をかすがいで固定し、振れ止めを設置します。振れ止めを設置する前に水平が取れているか確認します。


一方、耐力面材チームも作業が進んで2階の壁面の設置をおこなっています。


昼休憩後は垂木の取り付けから再開です。専用のビス「タルキック」を使用して固定します。


続いて断熱材のキュウワンボードを取り付けます。断熱欠損を防ぐよう、隙間なく設置します。


接合部は気密テープを貼って隙間をなくします。断熱材はアルミ箔が貼られているため、遮熱効果があります。しかし、取り付けるときは照り返しが眩しくてつらい瞬間なのですが、今日の作業中は雲が出てきて眩しくありませんでした。


続いて通気胴縁の設置をおこない、さらに野地板を貼っていきます。通気胴縁は「パネリードⅡ」という専用のビスを使用します。


通気胴縁の施工が終わり、野地板を張ります。
野地板を敷いていく人、釘打器で留めていく人、墨出しをする人などと役割分担をして効率よく作業を進めます。


こちらは玄関の屋根部分です。
垂木を設置し、屋根の断熱材を取り付けます。
壁面の断熱材を取り付け、梁や横架材等の形に加工して気密・断熱性を損なわぬよう施行します。


面材を貼り終わると、大工さんの作業は終わりです。
続いて、屋根一面に防水シートを張る防水工事へと進み、本日の作業は終了です。


上棟完了後の外観です。朝からの外観の変化をお楽しみください。

8:00頃の外観
10:00頃の外観
11:30頃の外観
15:00頃の外観
16:00頃の外観

内部の様子です。


以上で、今回のリポートを終わります。
今後とも末永いお付き合いを宜しくお願い致します。
それでは、次回レポートもお楽しみに!

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